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【コラム】どちらにも価値がある

  • 執筆者の写真: YA(コーチング)
    YA(コーチング)
  • 5月8日
  • 読了時間: 2分

更新日:5月11日

質問です。

最近、誰かにムカっとしたことはありますか?

ほとんどの方が「ある」と答えるのではないでしょうか。


理由はともあれ、ムカっとした瞬間に少なからずこんなことを思ったのではないでしょうか。

『私はそんなことしないのに』


「私だったら、そんなことするなんてありえない。だから、そんなひどいことをした相手がムカつく。」

こんな感じでしょうか。

もちろん、モラルを無視した行動や言動は問題外です。


さて、誰もが感情を持った人間です。そりゃムカつきます。

当の私もさっき、話を遮ってくる同僚にムカつきました。


でも、ちょっとだけ角度を変えて考えてみましょう。

感情的になったとしても、3秒後には相手を可愛く思えます。

(3秒は少し無理があったかもしれませんね。)


角度を変える方法を教えます。


なぜその感情が沸き上がったかを自分に聞いてみる。それだけです。


先ほどの、私の例を持って説明していきますね。

私は話を遮られた。その事実は変わりません。

ただ、なぜ私は話を遮られてムカッとしたのか。


私は普段から最後まで相手の話を聞きたいと思って、意識して話をしています。

だから、最後まで聞かずに話してくる同僚がなぜそんなことをするのか理解できなかった。


でも、裏を返せば、私の話を遮るほど自分の思ったことを言える人。

そう、自分の意見を堂々と言える人に私は羨ましいと思ったのです。

子供の頃からずっと私はどこか自信がなく、人からどう思われるか考えてから話をしていました。


ムカつくの裏側には、実は「羨ましい」という感情があったのです。


3秒では無理でしたが、3分で私の潜在的に思ってきたことが急に言語化して明確になったのです。

自分では気づかなかったことに気づけた。


そう思えば、相手の話を全て聞くことも、遮って話をすることにも、どちらにも価値があると思いませんか?


それに気づかせてくれた相手に感謝すら覚えることができた。

それに加えて、話を聞いて自分の思ったことをしっかり言語化して相手に伝えようと思えました。


今回のコラムが難しいと感じた方がいらっしゃったら、コメントで質問や感想を聞かせてください。


これを読んだあなたが生きやすく、心が軽やかになれることを願って。

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